広島で50年以上にわたり事業を続けてきた広鉄二葉サービスは、医療給食を中心に手がけている老舗企業です。ここでは広鉄二葉サービスが提供している配食サービスの特徴や、食材へのこだわりなどについてまとめています。
【中国地方版】介護施設の種類別に
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広鉄二葉サービスでは、チルド保存による食材提供を可能とする「クックチル」と、厨房内での調理・盛り付け・配膳を一元管理できる「クックサーブ」を併用し、効率的な調理システムを実現しています。メニューについてはバランスの取れた毎日の献立のほか、月1~3回を目安に行事食・イベント食も提供。地産地消の食材にこだわり、季節ごとの旬の食材を郷土料理に取り入れながら、満足度の高い食事環境の構築を目指しています。
広鉄二葉サービスの配食サービスでは、「飲み込むのが難しい」「食欲がない」といった方に向けた個別食にも対応。食形態はとろみ食・ゼリー食・ソフト食などで、どのメニューも医師・管理栄養士・薬剤師・療法士といった専門家の指示のもとで提供しています。また、高齢者の喫食向上に向けた取り組みとして、病院栄養管理士と相談のうえでメニュー内容・食材などを常に検討・改善。患者からも定期的にアンケートを取り、気持ちに沿ったメニューの開発に努めています。
広鉄二葉サービスでは、HACCPの概念に基づく衛生管理を徹底しています。ノロウイルス対策としては、イソジンウォッシュ・ウイルス対応アルコール消毒を通年で実施。従事者に対しては定期的な健康診断を年2回、さらに月1回の検便(赤痢菌・サルモネラ菌・腸チフス・パラチフス病原性大腸菌)を行い、結果の報告を行っています。従事者の手指と厨房器具に関しては、毎月1回拭き取り微生物検査(一般生菌・大腸菌・黄色ブドウ球菌)を実施。結果に応じて、改善策などを講じています。
コストを抑えつつ満足度の高い配食サービスを選ぶには、施設の種類や規模に合った会社を選ぶことが重要です。
ここでは、100床以上の大規模施設、中規模施設、医療施設向けのおすすめ配食サービスをピックアップしてみました。
公式HPにてHACCP基準に対応しており、中国地方での導入事例が記載されている配食サービス会社より、編集チーム内の同一人物が各社の特徴を確認したうえで、施設種類・規模に合ったおすすめを定義しています(2021年5月調査時点)。
【100床~の大規模介護施設向け】ナリコマ...業界最大規模のセントラルキッチンを保有しており、1日30万食以上のクックチル食品を製造可能
【人手不足の中小規模介護施設向け】ほほえみ介護キッチンパートナー...スタッフ1人で30床、2.5人で100床の厨房を回せる「再加熱システム」を提供
【院内調理が必要な医療施設向け】広鉄二葉サービス...オーダーメイドの患者給食に対応し、広島でもっとも長く医療給食を提供してきたという実績を持つ