平成4年に「株式会社まつした出雲」でスタートし、平成28年4月に「株式会社出雲みらいフーズ」に社名変更。創業してから25年、時代と変わる食への価値観を研究し、ニーズに沿った商品を開発・提案。ヘルシーで良質、お手頃価格での提供を続けてきた出雲みらいフーズ。医療や福祉現場を中心に、毎日食べても飽きずに満足できる、安全で安心な食品を提供しています。
【中国地方版】介護施設の種類別に
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平成22年に斐川工場が、平成28年には長浜工業団地内へ新工場を設立。斐川工場は平成28年にHACCP高度化基準認定工場に認定されています。
HACCP高度化基準認定工場に認定とは、厚生労働省・農林水産省により、徹底した衛生管理に取り組んだ環境で食品を製造していることを認められたことを示すものです。ちなみに、HACCP(ハセップ)とは、アメリカで宇宙食を安全に確保するために開発された食品の品質管理に使われている手法です。
出雲みらいフーズが工場で作る介護食は、高い安全性がある高温高圧真空調理、水で焼くように調理しています。
工場では1日に約20,000食が生産されており、汚染区域・準清浄区域・清浄区域の3つのエリアに分けて交差汚染を予防。独自技術で食材を真空状態にして調理しています。
調理工程では管理者が安全温度のチェックをおこない品質を一定にキープ。芯温を65度に急加熱することで雑菌が繁殖しやすい温度時間を短くし、加熱後は一気に冷却することでチルド状態での低温保存を可能にし、調理後に雑菌などが入りにくくしています。しかも、素材内に空気が抜けることで食材に調味料が染み込みやすくなり、少ない量でもしっかりと味がついたおいしい一品に。真空パックするための包装では、商品によっては手作業で詰め込んでいます。
無事に梱包作業が済むと、バーコード管理で誤配や欠品を予防。常温で2週間の保存が可能です。
食べるときは食材をお皿に盛りつけて、ラップをかけて再加熱カートシステムをつかって現場で温めます。スタッフ1人で、一度に40食を簡単に調理でき、スピーディーにあたたかい食事を提供できて便利。ちなみに、ご飯はタイマー設定で炊くことができます。
また、この再加熱カートシステムは省スペースでの配膳も可能なので、設備投資と水道光熱費面でのコストもかかりません。また、調理室が盛り付け配膳室になるので、汚れやニオイなども最低限ですみ、衛生環境の向上対策としても使えます。
コストを抑えつつ満足度の高い配食サービスを選ぶには、施設の種類や規模に合った会社を選ぶことが重要です。
ここでは、100床以上の大規模施設、中規模施設、医療施設向けのおすすめ配食サービスをピックアップしてみました。
公式HPにてHACCP基準に対応しており、中国地方での導入事例が記載されている配食サービス会社より、編集チーム内の同一人物が各社の特徴を確認したうえで、施設種類・規模に合ったおすすめを定義しています(2021年5月調査時点)。
【100床~の大規模介護施設向け】ナリコマ...業界最大規模のセントラルキッチンを保有しており、1日30万食以上のクックチル食品を製造可能
【人手不足の中小規模介護施設向け】ほほえみ介護キッチンパートナー...スタッフ1人で30床、2.5人で100床の厨房を回せる「再加熱システム」を提供
【院内調理が必要な医療施設向け】広鉄二葉サービス...オーダーメイドの患者給食に対応し、広島でもっとも長く医療給食を提供してきたという実績を持つ